4月のお便り
4月のおたより
4月のおたより
「モーセは、山から下ったとき、自分が神と語っている間に、自分の顔の肌が光を放っているのを知らなかった。」<出エジプト記三四章二九節> イスラエル民族、そしてその末裔である古代のユダヤ人にとって、「穢れ」とは伝 …
(聖書箇所:創世記六:一一-二二、ルカ一一:一四-二六、1ヨハネ四:一-六) 「世俗化」と「世俗主義」はどう違うのか、そんなことをかつてわたしは神学部で学びました。 「世俗化」とは、本来信仰的であるべき事柄がこの世の俗な …
誰でもそうかもしれませんが、若かりし頃、わたしもまた「恐れ」を知らない人間でした。 エピソードは多々ありますが、ひとつだけご紹介いたします。 今から28年前、わたしは仕事を辞め献身しました。そして関学神学部を卒業して、あ …
(聖書箇所:エレミヤ一三・一-一一、ルカ五・三三-三九、第1コリント二・一-五) 「生まれ変わり」という言葉から、皆さんは何を想像されますか。 実は聖書の中にも「生まれ変わり」という言葉は出て来ます。ヨハネ福音書の中でイ …
「イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取りなさい。これはわたしの体である。』」 〈マルコ福音書一四章二二節〉 キリスト教が誕生した古代ローマ帝国の時代、キリスト教徒は周囲 …
(聖書箇所:ハガイ二・一‐九、ルカ二一・1‐九、第2コリント六・一四-七・一) 今回説教題として掲げた「ただあなたの優しさが怖かった」は、かぐや姫というフォークグループの曲「神田川」の一節です。 「若かったあの頃、何も怖 …